内装をおしゃれにする飲食店のアイテム3選

飲食店は内装で印象が大きく変わります。おしゃれな内装にするにはどのようなアイテムが必要なのでしょうか。

飲食店の内装が重要な理由

飲食店でにおいて店内の内装は、その店舗の雰囲気を決める大きな要素となります。なんのお店かは外からわかっても、雰囲気まではわかりません。

入店したときに、好感をもってもらえるような内装はその後の集客にも影響を与えます。一定の時間その場に滞在することを考えると飲食店の空間演出は大変重要なものと考えることができるのです。

内装を決める際の注意点

コンセプトを決める

まずは、店舗のコンセプトを明確にしましょう。コンセプトによってどのような内装にするのか方向性をきめることができます。コンセプトの内容はできるだけ細かく決めることがポイントです。

  • 店舗の場所
  • ターゲット
  • 提供メニュー
  • 営業時間
  • 価格の設定など

上記の内容をはっきりとさせることで、どのようなお店にしたいのかがみえてきます。それらがきまったところで、内装のイメージをします。

例えば、イタリアンレストランとラーメン店では適した内装が違ってくることが理解できるのではないでしょうか。コンセプトに合った内装のスタイルを考えてみましょう。まずは、和風、洋風、北欧風などざっくりとおおまかなイメージから入ると、その先もスムーズに決めることができます。

ナチュラル/カジュアル 木目調の内装や家具などで自然のあたたかみが感じられるような印象を与えます。また、わざと家具の形を揃えないなど、ラフな雰囲気でコーディネートされることが多くみられます。また植物やフラワーなどを配置することもおすすめです。
モダン/シンプル 都会的でスタイリッシュな印象のスタイルになります。余計な装飾をしないことでクールな空間を表現します。家具などは直線的なもの、カラーはホワイトやブラックやグレーを基調としたもの、素材はガラスや金属などが代表です。
レトロ 古民家風の内装などはレトロ感をだすのに向いています。古きよき時代をコンセプトにした内装で、洋風であれば、開拓時代のアメリカや80年代のロンドンなどをイメージすることで海外レトロを演出することも可能です。
カルチャー アニメや音楽、映画、などの特定の文化をコンセプトにした内装です。SNS向けの空間を作り出すことができます。

このように少しずつイメージを可視化していくことで、理想の内装に近づけることができます。

店舗全体の導線とレイアウト

店舗のコンセプトに合わせて具体的なレイアウトを考えるときに、店舗全体の導線を考慮するようにしましょう。入り口からテーブルやレジの位置、厨房とホールの動きやすさなどが重要です。

お客さんだけでなくスタッフが店内で移動する際にストレスを感じない導線が必要です。それは落ち着いてゆっくりと過ごせる空間を演出でき、内装も楽しんでもらうことができる時間を提供することができます。

またインテリアを配置する際も、動線が確保できていなければ配置することができません。おしゃれな内装を施すためにも店舗全体のレイアウトは重要な要素となります。

内装をおしゃれにするポイント

内装のコンセプトや店舗のレイアウトなどが決まったら、おしゃれな内装にするためのポイントを押さえておきましょう。

統一感をもたせる

内装のスタイルにはさまざまありますが、どのスタイルでも統一感は重要です。色や素材はもちろんのこと、例えば家具の高さや大きさ、形、食器の質感や手触りなどにも気を配ることで全体的な統一感をもたせることができます。

清潔感を大事にする

 
清潔感とは、衛生面だけのことに限りません。レトロな雰囲気では、ただ古いだけにならないような工夫が必要です。また布製品なども汚れやしみなどが残っていると手入れが行き届いていない印象となってしまいます。それらを考慮して家具や内装を選ぶことがポイントです。

物の置き過ぎはNG

おしゃれなセンスでお店作りができる場合であっても、備品にこだわりすぎて、たくさん置き過ぎないように注意しなくてはいけません。飲食スペースを圧迫してしまったり、掃除が大変になってしまい、清潔感を保つことができなくなってしまいます。

内装をおしゃれにする飲食店のアイテム

おしゃれな内装を目指すなら、下記のインテリアに注目してみてください。

装飾品

さまざまな装飾品は店内の雰囲気に大きな影響があります。全体像をイメージしながらそろえていくといいでしょう。おしゃれな装飾品だと感じても、店内の広さやコンセプトに合っていないものではあまり意味がありません。

空間全体にまとまりが出るようなデザインやサイズ感のアイテムを揃えるように意識してみてください。

また見た目だけでなく、存在感や使いやすさも装飾品を決める重要な要素となります。日々の業務効率や手入れのしやすさも考慮すると、必要で店舗に合う装飾品が絞られてきます。

壁/家具/食器

店内の大部分を占める壁や、テーブルや椅子、ちょっとした棚などの家具では形や配色に注意します。丸みを帯びた家具が多ければ柔らかい雰囲気になり、直線が強調される家具では、スタイリッシュな印象になります。

また、壁や家具、食器の色は食欲を左右するだけでなく、店舗の評価そのものの要素にもつながります。

一般的には、寒色系よりも暖色系のほうが食欲をそそるといわれており、また、主張の強い色や柄がある場合には、料理が引き立たない可能性も考えられます。店内全体の配色や家具の形を工夫して、料理がよりおいしく感じられるような内装を心がけましょう。

照明

店内の雰囲気を左右する大きな要素として照明があります。光の色や明るさ、角度によって店内の印象は大きく変わります。おしゃれで落ち着いた内装を目指すなら、照明の明るさを少し落としたり、場所によって明るさに変化を付けたりすると効果的です。

各テーブルに照明を当て、周囲を少し暗くしておくと、おしゃれになり、視線が周囲に向きにくくなります。

照明はおしゃれな内装のポイントのひとつなので、こだわって選びましょう。演出したい雰囲気に合うよう、照明の配置や明るさを考えてみましょう。

まとめ

内装では雰囲気が重要です。店舗の業種やコンセプトに合ったスタイルを選び、配色や照明、装飾品によって雰囲気を作り出しましょう。おしゃれな内装を作るために、さまざまなインテリアは大きな効果を発揮します。おしゃれな店という認識を持ってもらうことで、集客効果をあげることができるため、こだわりをもって他との差別化をはかるといいでしょう。
 

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